浄化槽の家でやるべき事

突然ですが、我が家には浄化槽があります。

引越しをするとき、まぁまぁのどかな土地を選んだため下水道が通っていませんでした。

その為浄化槽を設置しなければなりませんでした。

土地の説明に浄化槽とあれば必ず設置・維持していかなければならないさだめ・・・土地選びは重要ですね
まさか日本に下水道設備が整っていないと言う事を知らなかったのです。

浄化槽という聞きなれない言葉に違和感を覚えましたが、

下水道が通っていない!?ってどういうこと?まさかぼっとん?

でもぼっとん便所ではないことを知り、ちょっと安心していました。

浄化槽ってどんなもの?

浄化槽とは、下水道が通っていない土地において、個々の家で下水を浄化する為の設備を言います。微生物の力で汚水を処理する仕組み。

見た目は敷地内に2個のマンホールがあるくらいです。

引っ越しの際もうちょっと食い下がって浄化槽について調べていたら、、、と今になって思います。

ぼっとん便所でなく、水洗便所であることに安堵しすぎていました。

ぼっとん便所ほど怖くもないし、臭くもないけれど、年間を通して検査等がとにかく面倒です。

下水道代金はかかりませんが、費用もそれなりに掛かります。

浄化槽設置する以外にも面倒なことが色々とある

まず浄化槽自体を設置するのに値段がかかります。

家族の人数により何人槽か選び、値段も変わります。

いよいよ引っ越すことになり転入手続きをする際、市役所から浄化槽に必要な手続きや検査を説明されます。

年に一度の一斉汲み取り日に業者の方に来てもらうため、家の前のわかりやすいところにシールを張るよう渡されます。

定期検査も必要で業者のリストを渡され、自分で契約してくださいとのこと。

保守点検の他に法廷検査と言うものもあります。

点検業者を自主的に選ぶかどうかなどは市町村によって違うようです。
電話で点検業者を探した感じでは、点検・清掃業者は減りつつありそうです。
「もう点検清掃はやってないんです」などと言われました。
浄化槽もゆるやかに下水道に転換しているのでしょう。

浄化槽設置して必要になった検査

検査にお金がかかることも嫌ですが、立ち合いが必要と言うのが非常に面倒です。

私が住んでいる地域で必要な検査は以下の三つです。

年に3~4回の保守点検立ち合い必要なし支払有30分程
年に1回の汲み取り清掃立ち合い必要支払有30~1時間
年に1回の法廷検査立ち合い必要  支払有30分程

定期検査は自分で業者に依頼するものです。聞くところによると、知識がある方は自己責任で自分で検査をして無料で済ませる人もいるようです。

汲み取り清掃について

面倒に思う点

  • 汲み取り日の希望が出せない
  • 予備日も選択肢が少なく平日
  • 立ち合いが必要で料金も現金で支払い

市の広報に住む地域ごとの汲み取り清掃日は記されていますが、そんなものいちいちチェックできません。

日程がわかっていたとしても、何時ごろに清掃業者がくるのかわからないので予定が入れられないのが不便です。

午前か午後かどうかもはっきりしないので厄介です。

汲み取り清掃車は、ゴミ収集車を長くしたような車で、清掃中は中々臭いです。

自分の家の汚泥を汲み取りしてもらっているとき臭いと少し気まずいかもしれません。

私が住んでいる市の場合、

市が定めた一斉汲み取りの日に留守していた時、翌月の予備日が設けられており、電話予約を入れると汲み取りをしてもらえます。

予備日の設定も平日の時間帯は未定のため、仕事をしている場合中々不便です。

しかも設定された予備日以外を希望するとなると料金が割り増しになります。

法廷検査について

その時期が近付くと葉書でお知らせが来ます。

5日ほど期間が決められており、その中から希望の日にちを電話予約します。

こちらも立ち合いが必要で、最後に説明を受けます。

浄化槽の状態、油が多いので処理を気を付けましょうなど

※定期検査の都度渡される、検査結果用紙の確認を求められるのであらかじめ用意が必要です。

以前4枚中1枚の検査結果を紛失した時軽~くですが注意をされました。

検査結果の用紙は複写の薄っぺらい紙なのですぐに紛失するので困りますが、きっちり保管しておきましょう


定期検査 業者の選び方はどうするのか?

市役所で貰う業者リストをもとに

市役所から業者リストを渡されます。市の登録業者と一般の業者と両方の業者名と連絡先のリストをもらいます。

業者によって内容や値段に違いがあるようなので、比較するため全業者に電話確認しました。

確認したのは、年間の値段と、検査回数検査時の消毒の錠剤が別途料金がかかるか否か、です。

近所の人の定期検査の業者を見ていると、皆さんそれぞれ違う業者にお願いしているようです。

少しでも良い業者と契約したいという思いがあった為、面倒ではありますが何社にも電話したのを覚えています。

中には市役所から紹介された業者にも関わらず、

「その地域は契約していない」「もう定期検査の仕事は受けていない」

と突っぱねられて電話を切られる所も何件かありました。

確認した業者は全て一年ごとの契約なので、業者の方と合わない様なら一年後新しい業者に変えるのもありかと思います。

 

点検業者の選び方を聞いてみた

転居後すぐに法廷検査がありました。都道府県が行っている検査です。

法廷検査の方がとても良い方だったので聞いてみました。

一体どうやって業者を選んだらよいのか相談しました。

どこが良いとは明言されませんでしたが、激安の業者は良いことはないよと教えていただきました。

他はそこまで良し悪しに大きな差は無いとのこと。

私は高すぎず安すぎず、電話の対応の良さで決定することに
 

浄化槽による出費

浄化槽の規模や地域によって値段は違いますが、私の家の5人槽だと以下の値段です。

奈良県の場合です。

定期検査年間10000円

汲み取り清掃年間19300円

法廷検査年間8000円

下水道使用料はかかりませんが、下水道が合って料金を請求された方がましです。時間も手間もかかりませんので。

これらの出費に加えて、もし下水道工事をし浄化槽設備が必要なくなった場合の下水道工事代金は実費になるそうです。

転居する前に役所で下水道工事の予定があるのかどうか確認してみたところ、私の住んでいる地域ではまだまだ下水道工事の目途はたっていないそうです。

浄化槽にお金をかけて設置し、すぐに下水道工事が始まると二重の料金がかかりますので出来たら土地購入前に確認しておいた方が良いと思います。

浄化槽、出費よりも何よりも、立ち合いが面倒

浄化槽の設置場所は大抵家の前面の駐車スペースです。

検査や汲み取り日には車の移動をしなければなりませんし、立ち合いが必要な場合何時に来るか定まらないので予定が入れられません。

検査や清掃の予約を平日の日中に電話予約しなければならないのも面倒です。

平日に汲み取り清掃は行われますが、汲み漏れてしまった場合、次の汲み取り日も平日の中から選ぶことになります。

指定された日程以外を希望するのであれば、割増料金になります。

お仕事をされている方は、汲み取り清掃の為に皆さん休まれているのでしょうか?!

もうちょっと何とかしてほしいです。

浄化槽でやってはいけないこと

強い洗剤トイレの流せるシートなどは使わないようにしています。

これは法廷検査の方もおっしゃっていました。

具体的に実践していることは

緑の魔女、エコキュートなどの微生物にとってきつすぎないむしろ良いという洗剤を使っています。」

引っ越して一年ほどは、漂白剤を控えたり、微生物が喜ぶという洗剤を徹底して使ったり、汁物、なべ物の汁は流しに流さないように気を付けていました。

二年目に入るとパイプや水回りの汚れが気になり始め、時々ハイターを使うことも増えましたが、

定期検査の結果はそれほど違いは出ませんでした。

それでも以前ほどには頻繁に漂白剤や強い洗剤は使ってはいません。

汁物は流しています。

汁物を流さない、と決めていると食べきるのが苦しくなったからです。庭の土に流すという人もいるそうですが虫や動物をおびき寄せそうなのでうちではまだやっていません。

浄化槽の家についてまとめ 引っ越す前に考えるべき事

実際に浄化槽が必要な土地に住んでみて、以下の点が面倒に感じます。

もし引っ越し前に知っていたら、場所を変えていた可能性もあると思います。

  • 年間6~7回浄化槽関連の検査があり、仕事や予定を調整する必要がある。
  • 設置するだけではなく料金も毎年かかる
  • 浄化槽の近くにブロワーと言う小型の装置を置くことになる。
  • 下水道工事が始まると、下水道工事代金がかかる。転居前に役所で工事の有無の確認をした方が良い。
  • どことなく臭い日がある(浄化槽付近)

浄化槽の家に住んでみて、

普段水回りの不便さは何もありませんでした。臭くもないです。

年に何度も検査や汲み取りで時間とお金を取られるのが面倒なこと、浄化槽のマンホール付近が時々匂うことがある。

面倒ではありますが許容範囲内です。

ただ、転居前にもう少し浄化槽について調べていたら土地の選択も変わっていたかもしれないと思います。

浄化槽について知りたいと思っている方の助けに少しでもなれたら嬉しいです。

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